シャンプーの後はちゃんと耳の中の水分も 優しくそっと拭き取ってあげましょう。 |
耳の手入れをしないと耳垢が溜まり、ただれたり、悪臭がしたり、
外耳炎や中耳炎や耳疥癬などの病気に繋がる恐れがあります。
特にフレンチ・ブルドッグは脂漏体質な為、立ち耳でも
耳の中が汚れやすい傾向にあるようです。
放っておくと蓄積された耳垢に細菌が繁殖し、
外耳炎を起こす恐れもあるので、1~2週に1回程度
耳掃除を行ないましょう。
ただし、かえって耳の中を傷つけてしまう恐れがあるので、
耳掃除のしすぎは禁物です。
チェックはマメに行ないましょう。ポイントは以下の通りです。
・耳垢が溜まっていないか
・悪臭はしないか
・炎症を起こしてないか
・黒い部分はないか
・耳を振ったりしていないか
・首を傾けて歩いていないか
最初の内は二人一組で行い、一人がフレンチブルドッグに
おやつを舐めさせている間にもう一人が耳を拭きます。
最初はイヤーローションで湿らせたコットンをそっと当てる程度でOKです。
徐々にカンシを使った手入れに慣らしていきます。
耳垢以外の条件が当てはまるなら直ちに動物病院へ連れて行って下さい。
早期なら抗生物質や抗真菌薬での治療が可能です。
ただし耳を振ったり、首を傾けていても、耳自体に
何の異常もない場合、虫や植物の種等の異物が
入っているだけの可能性もありますので、耳の中をチェックしましょう。
フレンチブルドッグの耳掃除は指か鉗子か綿棒に柔らかいコットンを
巻き付けて、イヤーローションやベビーオイルを少量含ませて
耳をめくり、耳の内側の汚れを優しく拭き取ってあげます。
(軽く当てる程度でOK)
この際、耳の奥のほうまで拭いたり、強く擦ったりしますと、
炎症を起こす恐れがありますのでやりすぎには注意してください。
フレンチブルドッグの耳掃除は難しい作業ですので、
獣医師やトリマーに指導してもらうのも良いでしょう。