子犬の頃から慣らさないと作業が大変になるので、 犬の歯磨きは生後2ヶ月過ぎた頃から始めます。 |
始めに唇をめくり、歯を調べます。
フレンチブルドッグが唇や歯を触られれたり、見られたりする事に
抵抗がなくなってから、歯磨きを始めるようにしましょう。
指先にガーゼを巻いた指ブラシか、 指歯ブラシで行なう場合、
片手でマズル(鼻口部)をつかみ、その手の親指で唇を裏返すように持ち上げ、
歯と歯茎が見えるようにして、前歯の外側をマッサージするように
優しく擦ってあげてください。
(フレンチブルドッグの場合、歯磨き粉は必要ありません)
徐々に慣れてきたら、奥歯、内側の歯とステップアップしていきましょう。
歯ブラシを使う際には、子供用の、ヘッドが小さく、
ブラシが柔らかいものを使います。唇をめくり、歯ブラシを
歯と歯ぐきの間に置き、円を描くように一本ずつ優しく磨いてください。
歯磨きはできるだけすばやく済ませるのがポイントです。
歯石は頬側の歯に付きやすく、初期のものであれば
爪先で擦り取ることも出来ますが、頑固な歯石が付いてしまった場合には
スケラーを使って取り除きます。慣れていないとフレンチブルドッグの歯茎を
傷つけてしまいますので、心配なら獣医さんに任せましょう。
フレンチブルドッグは唾液が少ない為、人間よりも歯垢が付きやすいので
歯磨きを怠ると歯垢が溜まり、歯は黄ばみ、唇は赤黒くなります。
口臭も酷くなり、やがては歯周病や虫歯、歯槽膿漏を引き起こし、
最悪の場合、内臓疾患を引き起こす事もあります。
必ず週に1度は歯を磨き、歯垢が溜まる前にきれいにしてあげましょう。
(勿論、毎日、毎食後に行なってもまったく問題ありません)