フレンチブルドッグの留守番のしつけ方



ハウスやサークルから出すときは
必ず犬が大人しくなってから出しましょう。


フレンチブルドッグは留守番の際に強い不安や恐怖を感じます。
その為、異状に吠えたり、家の中の物を噛み散らかしたりする事があります。

フレンチブルドッグが留守番に慣れていない内や、いたずら盛りの内に
外出しなければならないような場合はハウスやサークルに入れて出かけましょう。
中に飲み水とトイレを入れてあげれば短い時間の外出ならまず大丈夫でしょう。
また可能であれば、サークルを広く設置し、しっかりと固定し、
運動できるスペースも作ります。トイレトレーニングが済んでいない場合は
サークル内前面にトイレシーツを敷きます。慣れてきたら通常のトイレを
設置すればOKです。

おとなしく留守番出来るようにする為には、外出の準備をしているところを
愛犬に見せてから、3分くらいの短い時間の外出に出掛けます。
これを何回か行い、 その後、少しずつ外出時間を増やして、
長時間の外出でも犬が家に一匹でいる事に慣れるようにしていきましょう。
留守番前にたっぷり散歩や運動をさせると、愛犬は留守番中
寝て過ごしてくれる為従来よりも長い時間の留守番が可能になります

また、「帰ってくるからね。いい子にしてるんだよ?」といった外出の挨拶や
「ただいま。いい子にしてた?」といった帰宅時の挨拶は
飼い主の不在を強調させてしまうことになのでやめてください。
特に何も言わず、特になにもせずに、自然にさりげなく家を出て、
いつの間にか戻ってるという状態を意識して行なってください。

他にも、フレンチブルドッグ退屈しないように、オモチャやガムを入れたり、
電気はつけっぱなしで出掛けたり、テレビやラジオを
つけっぱなしで出掛けるのも有効な手段です。

最初の内はハウスやケージの扉を閉めると吠えたり暴れたりする事も
あるでしょう。でもハウスから出すのは必ず大人しくしている時にします。
大人しくしていれば出してもらえるのだと教える為です。
ちなみに、布でハウス全体をすっぽりと覆うと大人しくなる場合が
多いようです。

フレンチ・ブルドッグは体温調節を行なうのが困難で
暑さにめっぽう弱い犬種なので、特に暑い日はエアコンをつけたまま
外出するようにしましょう。温度は24度前後です。

噛まれたくない家具や電気コードにはビタースプレーをかけます。

また帰宅時にフレンチブルドッグが吠えていても
落ち着くまで無視します。

他にも部屋が荒らされていたり、粗相があっても何の反応もしないで
片付けましょう。粗相や破損行為の後で叱っても効果はありません。
飼い主が反応してしまうと、愛犬は自分のしたことで、飼い主が
構ってくれたと思い、次も同じ事をして飼い主の気を引こうとしてしまいます。

帰宅時、きちんとお留守番が出来ていたら
ご褒美をあげるなどしてうんと褒めてあげましょう。



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