まず、ゴールデンレトリーバーをしつけるにあたっての上手な褒め方・叱り方です。
褒めてあげるときは声だけではなく、顔の表情やジェスチャーも合わせて
大袈裟なくらいに褒めてあげましょう。ゴールデンレトリバーは
人間の顔や身振り手振りもちゃんと理解できるのです。
叱る時はその行為の最中か直後にタイミング良く行ないます。
決して甘やかさず、毅然とした態度で厳しく叱ります。
その際は、低く強い声で一喝すると効果的です
たしなめたり声高に怒ったり、暴力を使う事は絶対にしてはいけません。
褒めるにしても、叱るにしても、最初の内は長い言葉を理解する事は出来ません。
「ヨシ!」や「ダメ!」など、短い言葉で伝えてましょう。
家族など、複数人でゴールデンレトリバーを飼う場合には、
褒める言葉や叱る言葉を統一しておきましょう。
また褒める事と叱る事も家族の中で統一させてください。
幾ら愛犬が可愛いからといっても、 ただ甘やかしてしまっては、
人間だけでなく、愛犬にとってもよくありません。
目安としては褒める事を8割、叱る事を2割くらいの割合で進めていくと良いでしょう。
ゴールデンレトリーバーをしつけるにあたっての大前提は、
ペットに誰がリーダーなのかをわからせる事です。
犬には群れの中のリーダーには絶対服従という修正があり、
家庭においても、自分と家族全体を群れとみなし、
自分より立場が上の者には従い、自分よりも立場が下の者には
従いません。どのしつけを行なうに当たっても、
常に人間がリーダーシップをとるようにして下さい。
ご機嫌を伺ったり、甘い声で話しかけたり、
ご飯が欲しい、遊んで欲しいといった愛犬の要望にすぐに応えて甘やかしてしまうと、
ゴールデンレトリバーは自分がリーダーだと認識し、
飼い主の言う事を聞かなくなってしまいますので
たとえ可哀相だと思っても心を鬼にして主導権を握るようにしましょう。