ゴールデンレトリーバーは留守番の際に強い不安や恐怖を感じます。
その為、異状に吠えたり、家の中の物を噛み散らかしたりする事があります。
おとなしく留守番出来るようにする為には、外出の準備をしているところを
愛犬に見せてから、10分くらいの短い時間の外出に出掛けます。
これを何回か行い、
その後、少しずつ外出時間を増やして、
長時間の外出でもゴールデンレトリバーが家に一匹でいる事に慣れるようにしていきましょう。
また、「帰ってくるからね。いい子にしてるんだよ?」といった外出の挨拶や
「ただいま。いい子にしてた?」といった帰宅時の挨拶は
飼い主の不在を強調させてしまうことになので止めてください。
特に何も言わず、特になにもせずに、自然にさりげなく家を出て、
いつの間にか戻ってるという状態を意識して行なってください。
また帰宅時にゴールデンレトリバーが吠えていても落ち着くまで無視します。
部屋が荒らされていたり、粗相があっても何の反応もしないで片付けましょう。
飼い主が反応してしまうと、ゴールデンレトリバーは自分のしたことで飼い主が構ってくれたと思い、
次も同じ事をして飼い主の気を引こうとしてしまいます。
室内で飼っているゴールデンレトリーバーが留守番に
慣れていない内に外出しなければならないような場合は
サークルに入れて出かけましょう。中に飲み水とトイレを入れてあげれば
短い時間の外出ならまず大丈夫でしょう。
他にも、ゴールデンレトリバーが退屈しないように、オモチャやガムを入れたり、
電気はつけっぱなしで出掛けたり、テレビやラジオを
つけっぱなしで出掛けるのも有効な手段です。
特に暑い日や寒い日はエアコンをつけたまま外出したり、
噛まれたくない家具や電気コードにはビタースプレーをかけます。