ゴールデンレトリーバーは、身体的にも精神的にもとてもたくましい犬ですが
純血種であるが故に、遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種なのです。
遺伝性疾患というのは、その犬種の形質を強化する交配を繰り返していく毎に、
とある遺伝子に不良が生じてしまい、発病しやすくなってしまう疾患のことです。
遺伝性疾患の中で最も症状が出る部分は、関節、目、腸等で、
特に股関節に形成異常のある場合が多いです。
その他にも耳が垂れてるが為に、耳の病気にもかかりやすく、
長毛種であるが為に皮膚病にもかかりやすいのです。
ゴールデンレトリーバーは遺伝的に肥満にもなりやすい犬種です。
肥満は関節や内臓に悪影響を与える根源となります
飼い主の皆さんは十分に注意してあげましょう。
ゴールデンレトリーバーがかかりやすい病気は以下の通りです。
・股関節形成不全症
・白内障
・進行性網膜萎縮症
・皮膚炎(アトピー性皮膚炎や、ノミ、ダニ、カビが原因の物も含む)
・外耳炎、内耳炎
・骨軟骨症
・大腸過敏症候群
・肥満
また、ゴールデンレトリバーに万一の事があってから病院を探すのは望ましくありません。
あらかじめ近くの口コミで評判のいい病院とホームドクターを探して
愛犬の健康診断を兼ねて直接自分の目で確かめると良いでしょう。
良い病院の条件は以下の通りです。
・ 清潔であること
・ 丁寧な診察をしてもらえること
・ 症状と治療の方法を詳しく話してくれること
・ こちらの納得を得てから治療に取り掛かってくれること
・ 治療費等を事前に教えてくれること
また良い病院の中でも、良い医師に診てもらうことが理想ですので、
ネットで調べたり、ご近所でゴールデンレトリバーを買っている方に聞いてみたりして
愛犬に最良の環境を作ってあげましょう。